こんにちは。
超個別指導塾まつがくの円山です。
本日、公立高校入試の志願倍率が発表されました。
この記事では各高校の数値を確認するとともに、今年の傾向についてもお話していきます。
※最終倍率の記事はこちら(2/26更新)
〈最終倍率2021年:新潟地区〉公立高校入試志願倍率【新潟県高校受験情報】
目次
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【新潟県公立高校入学者選抜試験 志願倍率(2021/2/18時点)】
データはこちら⇨2021新潟下越地区 公立高校入試倍率
志願状況概要
今回高い倍率が出たのは新潟南高校理数コース2.12倍、新潟高校理数科1.91倍ですが、こちらは例年通りと言えるでしょう。
この2校は普通科も新潟高校1.10倍、新潟南高校1.33倍と高めの数字が出ています。
やはり理数科は人気があり、枠が少なく、普通科を第二志望にできるので倍率は高くなります。
それが普通科の倍率に影響する、というお話は下で詳しく計算してみたいと思います。
普通科でもっと倍率が高かったのは新潟江南高校で1.61倍です。
前年も1.45倍と高い数字でしたが、それを上回る倍率になりました。
市立万代高校も英語理数科1.57倍、普通科1.44倍と例年通り高くなっています。
他に人気の学校では、新潟商業高校が総合ビジネス科1.45倍、情報処理科1.22倍と高倍率でした。反面、国際教養科は0.75倍となりました。
低い数字が出たところでは、新潟西高校が1.01倍と前年から大きく下がりました。
また、巻高校が0.96倍と定員割れとなっています。
昨年は定員割れしていた新津高校は1.04倍と、定員は超えましたが変わらず低めの倍率でした。
全体の傾向としては今までの流れの通り、中央区・進学校に人気が集まる印象でした。
第二志望学科を選べる高校の倍率について
新潟高校のように、理数科があり第二志望で普通科を志願できる学校は倍率の見方に注意が必要です。
普通科を第一志望とした志願人数に加え、理数科で不合格になった人も普通科で合格する可能性があるからです。
それを加味すると、より実質的な倍率は次の式で計算できます。
倍率=(普通科志願者数+(理数科志願者数ー理数科募集人数))÷普通科募集人数
これを計算すると下のようになります。
新潟高校普通科 (309+(153ー80))÷280=1.36倍
新潟南高校普通科 (427+(85ー40))÷320=1.48倍
新潟中央高校普通科 (241+(89ー80))÷197=1.27倍
新潟市立万代高校普通科 (289+(63ー40))÷200=1.56倍
発表されている数字より高くなるので、志願している皆さんはより緊張感をもって勉強の最終仕上げに取り組みましょう。
おわりに
今回は新潟県公立高校入試倍率:下越地区を見てきました。
倍率を見ると不安に思う方も多いと思いますが、やはり勝負はこれまでの積み重ねが大きいと思います。
これまで自分がやってきたことを信じて最後まで戦い抜きましょう!
倍率を見て不安になった、志願変更を考えたいというまつがくの生徒、保護者の方がいればいつでも教室にご相談くださいね。
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