※この内容は2025年2月10日時点でのものです
◆お知らせ
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対象学年:新小4〜新高3生
コース:大学受験・高校受験・中学受験・各種テスト対策
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こんにちは!
超個別指導塾まつがくの松尾です。
さて、本日(2025年2月10日)は、県内各公立高校のインターネット出願入力期限でした。
コロナ以前は、受験生自ら志願先の高校へ出向き出願をしていたため、そこで改めて受験に向けて気を引き締めるイベントとなっていましたが、コロナ禍での郵送による出願、そして昨年から始まったインターネット出願への切り替えにより、いまひとつ、「いよいよ出願したぞ。さあ残すは、入試本番のみ!」という雰囲気を感じづらくなりましたね。
便利で良いことなのですが、少し寂しさも感じます。
さて、ここでは本日12時時点での県北エリア志願状況を分析します。18日、19日の志願先変更期間を控え、志願先変更を検討されている方の判断材料にもなれば幸いです。
志願状況(普通科)
高校名:募集人員/志願者数/倍率(昨年度の倍率)/12月15日時点の進路希望者数
熊谷:318/335/1.05(1.11)/306
熊谷女子:318/320/1.01(0.99)/276
熊谷西(普通):278/284/1.02(1.17)/320
熊谷西(理数):40/31/0.78(1.43)/41
児玉(普通):79/51/0.65(0.90)/46
深谷:198/141/0.71(0.98)/156
深谷第一:278/314/1.13(1.00)/327
本庄:318/373/1.17(1.11)/386
妻沼:119/108/0.91(1.02)/68
寄居城北(総合):198/162/0.82(0.98)/161
滑川総合(総合):278/292/1.05(1.07)/282
志願状況考察(普通科)
本庄高校がかなりの高倍率になりました。
12月の志望校調査の数字からある程度の高倍率は予想されましたが、思っていたよりも私立高校単願への切り替えが少なかった印象です。
12月の志望校調査では定員割れだった熊谷高校・熊谷女子高校は、例年通りの数字になりました。
熊谷西高校は、普通科が例年になく低倍率、理数科に至っては、定員割れとなっています。
例年の高倍率から、出願を控えた方が多かったのでしょうか?この数字を見て、志願先変更を行う方がどの程度いるか、注目です。
本庄高校、深谷第一高校への出願が増えています。
深谷第一高校は、昨年の定員割れの影響で、人気が再燃したものと考えられます。
両校とも私立高校との併願も多く、ここで満足の行く結果が出なくても私立高校へ、と考えた強気の出願が多い印象です。
後に考察しますが、専門科高校の志願者が少ない印象のため、志願先変更を検討する方も増えて来るのではないでしょうか。
普通科から専門学科への志願変更はリスクも伴いますので、お家の方だけでなく、学校の先生や塾の先生ともしっかりと話し合って、後悔のない選択をしていただければと思います。
志願状況(専門学科)
高校名:募集人員/志願者数/倍率(昨年度の倍率)/12月15日時点の進路希望者数
熊谷農業(食科):40/44/1.10(0.85)/50
熊谷農業(生工):79/72/0.91(1.01)/65
熊谷農業(生活):40/29/0.73(1.13)/44
熊谷農業(生技):80/60/0.75(1.01)/63
※熊谷農業(全科合計):239/205/0.86(1.00)/222 ※第2希望可能なため参考値として
児玉(生資):39/38/0.97(0.92)/33
児玉(環デ):40/19/0.48(0.93)/15
児玉(機械):40/20/0.50(0.53)/24
児玉(電機):40/24/0.60(0.78)/22
熊谷工業(電気):40/43/1.08(0.93)/33
熊谷工業(建築):40/36/0.90(0.90)/32
熊谷工業(土木):40/36/0.90(0.98)/50
熊谷工業(機械):79/58/0.73(0.77)/54
熊谷工業(情技):40/51/1.28(0.93)/58
※熊谷工業(全科合計):239/224/0.94(0.88)/227 ※第2希望可能なため参考値として
熊谷商業(総ビ):198/168/0.85(0.82)/149
深谷商業(商業):158/164/1.04(1.18)/177
深谷商業(会計):40/43/1.08(1.13)/32
深谷商業(情処):80/66/0.83(0.98)/55
※深谷商業(全科合計):278/273/0.98(1.11)/264 ※第2希望可能なため参考値として
志願状況考察(専門学科)
12月の調査時点で予想されたことではありますが、専門学科への出願の減少は、なかなか止まりませんね。
専門科、とくに職業学科は、埼玉全県に目を向けても、いずれも昨年から志願者数を減らしています。
県北エリアでは、熊谷農業食品科学科、熊谷工業電気科・情報技術科、深谷商業商業科・会計科で定員を上回ったのみ、です。
大学進学が当たり前、となった今、普通科志向の上昇は間違いありませんが、現時点で将来の夢・目標がはっきりしている受験生にとっては、専門学科から大学へ進学という選択肢も今後有効になっていくかもしれません。
地域の各高校の進学先にも着目してみると、専門科の高校からの進学先も軽視できません。
夢・目標に対して「逆算」して志望校を考えてみると、選択肢は無限に広がっていきます。
最後に
以上が本日時点での速報値と考察です。
普通科、特に大学進学を視野に入れた志望校を目指す受験生にとってはなかなか大変な状況かもしれません。
本番まで残りわずかですが、受験生の皆さんと共に精一杯合格を目指していきます。
中学2年生以下の皆さんも、来年の参考にしていただければ嬉しいです。
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