こんにちは!超個別指導塾まつがく、松尾です。
埼玉県では、私立高校の入試も概ね終わり、残すは公立高校入試のみ、という生徒さんが多いことと思います。
私たち、まつがくの各教室でも連日、受験生が長時間にわたり最後の追い込みをがんばってくれています。
【2020年度 埼玉県公立高校入試スケジュール】
2月17日(月)、18日(火) :入学願書、調査書、学習の記録等一覧表等の提出期間
2月20日(木)、21日(金) :志願先変更期間
2月28日(金) :学力検査
3月2日(月) :実技検査(芸術系学科等)、面接(一部の学校)
3月4日(水) :追検査
3月9日(月) :入学許可候補者発表
残すところこれだけの日程となりました。
今日は願書の提出について、受験生のみなさん、そして誰よりもお子さんを応援してくださっている保護者の皆様に、「今」やっておいて欲しいことをお伝えしたいと思います。
① 第一志望の高校の予想倍率を確認しよう。
1月14日に埼玉県教育委員会より、昨年12月15日時点の進路希望状況調査が公表されました。https://www.pref.saitama.lg.jp/f2203/shinrokibou201912.html
ここから自分の志望している高校の予想倍率を確認しておきましょう。
ただあくまでも昨年12月時点の進路希望なので、その後私立単願に変更した生徒や模試結果などを見て既に志望校を変更している生徒がいますので、倍率の高さに一喜一憂するのではなく、「今はこういう状況なんだ。もっとがんばろう」という、発奮材料としてください。
学力検査までの一ヶ月、まだまだ伸びる生徒はとことん伸びます。
一ヶ月後のたくましい自分を想像して、今できることを懸命にやっていきましょう。
② 行きたい高校の順位付けをしておこう。
受験生の皆さんの多くが私立高校の合格を既に勝ち取っていることと思います。
まずはおめでとうございます。
その中には「第一志望は公立高校!」という方も多いかとは思います。
そこで、ここでは自分が行きたい高校、お子さんに行ってもらいたい高校の順位付けを改めてしていただきたいのです。
というのも、願書提出後に志願者倍率が発表されると、必要以上に不安になってしまいます。
想像していなかった高倍率になってしまうことも起きることがあります。
そうなってから志願変更を考えても、残された時間は少なく、受験生本人、保護者の皆様、全員が納得した結論を出すことが非常に難しくなってしまいます。
そのため今のタイミングで、お子さんの気持ち、お父さん、お母さんの気持ちをお互いに確認しておいてください。
特に志望校をワンランク下げると学科が変わってしまう場合は要注意です。
商業科や工業科などの学科は、これまでと全く異なる授業が多くなりますので、倍率や模試結果などだけで志願してしまうと、たとえ入学しても思っていた高校生活と全く違ってしまうこともあります。
その高校のことだけでなく、その先のお子さんの将来まで一緒に考えてみてください。
行きたい高校の順位付けでは、当然第一志望の公立高校が1位となると思います。
問題は「2位をどの高校とするか」でしょう。
既に合格をもらっている私立高校なのか、安全圏の公立高校なのか。
ここをじっくり話し合ってください。
私立高校が2位であれば、多少心配であっても第一志望の高校を受験することをオススメします。
万が一のことがあっても2番目に行きたい高校に行けるわけですから。
公立高校が2位の場合は、学校や塾の先生に相談しましょう。
③ 志願変更のメリット・デメリットを確認しておこう。
願書は一度だけ出願先を変更することができます。
このメリットとデメリットを確認しておきましょう。
<メリット>
・最初の出願で一番行きたい高校に出願することで、定倍率になる可能性を残せる
・万が一、高倍率になったとしても、安全圏の高校に志願変更ができる。
<デメリット>
・最初の出願は同じ学校の仲間と出願をすることが多いので、受験番号が並んでいることが多いが、志願変更をすると受験番号が一番後ろになる=学力検査当日、同じ教室内に知っている人が1人もいない可能性がある
・一度願書を提出した高校へ行き、願書の取下げを行い、改めて志願変更先の高校へ行かなければならない=多くの場合、親御さんのご協力が必要となります。
志願変更期間が平日なので、お仕事の調整をされる必要があります。
さあ出願まで残り1週間!
やれることをとことんやり切りましょう!
辛い時は、幸せな4月の自分を想像して乗り切りましょう!
まつがくも一緒に闘います!
次回は、出願状況を確認して、情報をお伝えします!
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