こんにちは。
超個別指導塾まつがく 上里教室の松尾です。
埼玉県では、私立高校の入試も概ね終わり、残すは公立高校入試のみ、という生徒さんが多いことと思います。皆さんの大事な大事な“夢“を実現するための地図の大きな一歩です。
私たちまつがくの各教室でも、連日受験生が長時間にわたり最後の追い込みをがんばってくれています。
2021年度 埼玉県公立高校入試スケジュール
2月15日(月)・16日(火) :入学願書、調査書、学習の記録等一覧表等の提出期間
2月18日(木)・19日(金) :志願先変更期間
2月26日(金) :学力検査
3月1日(月) :実技検査(芸術系学科等)、面接(一部の学校)
3月3日(水) :追検査
3月8日(月) :入学許可候補者発表
残すところこれだけの日程となりました。
今日は願書の提出について、受験生のみなさん、そして誰よりもお子さんを応援してくださっている保護者の皆様に、「今」やっておいて欲しいことをお伝えしたいと思います
中学2年生以下の皆さんや保護者の皆様も来年以降を見据えて、ご家庭でお話をする機会にしていただければ幸いです。
① 第一志望の高校の予想倍率を確認しよう。
1月12日に埼玉県教育委員会より、昨年12月15日時点の進路希望状況調査が公表されました。
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2203/shinrokibou202012.html
ここから自分の志望している高校の予想倍率を確認しておきましょう。
ただこれはあくまでも昨年12月時点の進路希望です。
その後私立単願に変更した生徒や、模試結果などを見て既に志望校を変更している生徒がいますので、倍率の高さに一喜一憂するのではなく、「今はこういう状況なんだ。もっとがんばろう」という、発奮材料としてください。
学力検査までの3週間、まだまだ伸びる生徒はとことん伸びます。
3週間後のたくましい自分を想像して、今できることを懸命にやっていきましょう。
② 行きたい高校の順位付けをしておこう。
受験生の皆さんの多くが私立高校の合格を既に勝ち取っていることと思います。
まずはおめでとうございます。
その中には「第一志望は公立高校!」という方も多いかと思います。
そこで今、自分が行きたい高校、お子さんに行ってもらいたい高校の順位付けを改めてしていただきたいのです。
というのも、それをしておかないと、願書提出後に志願者倍率が発表された際、想像していなかった高倍率に必要以上に不安になったり、逆に募集人員を割っているからと油断して勉強のリズムを崩したりするからです。
いずれも、高校入試本番で実力を発揮するためには不要な障壁となります。
また、高倍率に不安になり志願変更を考えたとしても残された時間は少なく、受験生本人、保護者の皆様、全員が納得した結論を出すことが非常に難しくなります。
そのため、今のタイミングで、お子さんの気持ち、そしてお父さん、お母さんの気持ちをお互いに確認しておいてください。
実際の倍率が出る前の今だからこそ、落ち着いてそれぞれの考えが話せるはずです。
特に志望校をワンランク下げると学科が変わってしまう場合は要注意です。
商業科や工業科などの学科は、これまでと全く異なる授業が多くなりますので、倍率や模試結果だけで志願してしまうと、たとえ入学できたとしても、思っていた高校生活と全く違ってしまうことがあります。
合格することだけでなく、その先のお子さんの将来・夢まで一緒に考えてみてください。
2位をどの高校にするか
行きたい高校の順位付けでは、当然第一志望の公立高校が1位となると思います。
問題は「2位をどの高校とするか」でしょう。
既に合格をもらっている私立高校なのか、安全圏の公立高校なのか。
ここをじっくり話し合ってください。
私立高校が2位であれば、多少心配であっても第一志望の高校を受験することをオススメします。
万が一のことがあっても2番目に行きたい高校に行けるわけですから。
公立高校が2位の場合は、学校や塾の先生に相談しましょう。
③ 志願変更のメリット・デメリットを確認しておこう。
願書は一度だけ出願先を変更することができます。
このメリットとデメリットを確認しておきましょう。
<メリット>
・最初の出願で一番行きたい高校に出願することで、低倍率になる可能性を残せる。
・万が一高倍率になったとしても、安全圏の高校に志願変更ができる。
<デメリット>
・最初の出願は同じ学校の仲間と出願をすることが多いため、受験番号も並んでいることが多い(特に今年は、受験生自ら高校へ出向いて出願するのではなく、学校で取りまとめての出願となっていますので、受験会場でも知った顔がたくさん並んでいることでしょう)が、志願変更をすると受験番号が一番後ろになる=学力検査当日、同じ教室内に知っている人が1人もいない可能性がある。
・一度願書を提出した高校へ行き、願書の取下げを行い、改めて志願変更先の高校へ行かなければならない=多くの場合、親御さんのご協力が必要となります。志願変更期間が平日なので、お仕事の調整をされる必要があります。
さあ出願まで残り1週間!
やれることをとことんやり切りましょう!
辛い時は、幸せな4月の自分を想像して乗り切りましょう!
まつがくも一緒に闘います!
次回は、出願状況を確認して、情報をお伝えします!