こんにちは、個別指導塾まつがく 女池教室の円山です。
最近ずいぶんと気温が下がり、教室ではエアコンに加えて灯油ストーブを出しました。
広い空間だとどうしても足元が寒くなりがちなので休み時間になるとストーブの前は大人気です。
「1メートル以内に近づかない!」と注意されるところまでセットで、冬になったなぁと感じる光景ですね。
今回は新潟市内の高校を大学進学実績の観点から分析したいと思います。
入試が近づき進路に悩む受験生はもちろん、高校選びについて考え始めた中学1・2年生もぜひ参考にしてください。
下の表は新潟市中心部の各高校の2018年度卒業生の 生徒数 / 国公立大学合格数 / 新潟大学合格数 をまとめたものです。
※データは各学校ホームページより。
※進路データが公開されていない高校は除いてあります。
表を見ると、大きく3つの層に分かれていると言えそうです。
①国公立大学合格者数150人以上
生徒の約半数が国公立大学に進学する高校です。
新潟南高校の数値が群を抜いて高く、2018年の浪人生は26人と1割未満になっています。
進路指導も比較的に安定志向で、「とりあえず新潟大学」を目標にしている生徒も多くいるようです。
新潟高校や明訓高校では東京大学や京都大学、医学部医学科など最難関を目指す生徒が多いのが特徴です。
先生方の後押しもあって浪人して再チャレンジする生徒も毎年2~3割いるようです。
② 国公立大学合格者数40~100人未満
上位層が国公立大学を狙い、多くの生徒は私立大学や専門学校に進みます。
江南高校を除く各高校には「特進」に該当するコースがあるので国公立大学や有名私立大学を目指す場合は志望するといいでしょう。
特に江南高校、万代高校、新潟第一高校は先生方の進学への意識が高いため課題量が多く、私立を含む4年制大学への進学率は7割を超えています。
③ 国公立大学合格者数20人未満
4年制大学への進学は減り、専門学校や就職の生徒の割合が多くなります。
学校ごとに進学率は異なり、特に専門学科の新潟商業高校や新潟工業高校では就職が多くなります。
国公立大学や有名私立大学へ進学するためには相応の努力と周囲に流されない意思が必要でしょう。
指定校推薦や部活動推薦なども活用したいところです。
いかがでしょうか?
今回は国公立大学をキーワードとしてまとめてみました。
自分の進みたい道がある人、将来の選択肢を広げたいと思う人はぜひ参考にしていただければと思います。
ですがもちろん高校の選び方は進学率が全てではありません。
部活が強い学校、就職に強い学校、勉強のフォローが手厚く面倒見のいい学校などそれぞれの高校に良さがあるので、まだ時間があればオープンスクールなどを通して実際の雰囲気に触れてみるとよりモチベーションが高まるかもしれませんね。
【受験の最新情報をチェックしよう!】