こんにちは!まつがく吉田教室の若月です。
いよいよ12月も半ばを過ぎました。
先日修学旅行へ行った高校2年生の生徒さん達は無事元気な姿で帰ってきてくれました。
ただ、修学旅行先が沖縄だったそうで、
10月の火災のため首里城を見られなかったことはとても残念に思います。
私も修学旅行先が首里城だったのですが、将来また行くことがあれば楽しんで来てほしいなと思います。
さて今回は受験間近なので、生徒さんにもよくお話している「高校入試の過去問との向き合い方」についてお伝えしたいと思います。
この時期になると、保護者の方々や生徒さんから、「過去問中心の勉強の方が良いですか?」という質問をよく頂きます。
私としては、「過去問はあったほうが良いがそれだけでは不十分」と考えています。
もちろん過去問に取り組むことによって、自分がどのくらいの学力があり、どこまでの学校が狙えるかなどを知ることは大切です。
また実戦形式で行えるため、非常に強い力になると思います。
ただひとつ気をつけてほしいことが、
過去問はあくまでも過去に出題された問題であり、
全く同じ問題は出ない可能性が極めて高い
ということです。
もちろん似たような問題、数字だけ、単語だけが違う問題などもあると思いますが、
これだけやれば完璧というものでは決してありません。
過去問に取り組んでみて、すんなり解けなかった問題は必ず違う問題で復習する必要があります。
その際は過去問以外のものを使うことが望ましいです。
以前は吉田教室でも過去問だけに頼ろうとしてしまう生徒さんが多く見受けられました。
過去問は出題傾向などを知るには良い問題ではありますが、それだけで何とかなるものではありません。
その意識を持ちつつ、正しく使って自分の力にしていきましょう。