こんにちは。
超個別指導塾まつがくの円山です。
本日、公立高校入試の志願倍率が発表されました。
この記事では各高校の数値を確認するとともに、今年の傾向についてもお話していきます。
※県央地区の倍率を確認したい方はこちら
〈2021年最終倍率〉新潟県公立高校入試志願倍率:県央地区【新潟県高校受験情報】
目次
この記事は5分程度で読み終えることができます。
【新潟県公立高校入学者選抜試験 志願倍率(2021/2/26時点)】
データはこちら⇨下越地区 新潟県高校入試倍率【2021】
志願状況概要
倍率が高い所から見ると、新潟南高校理数コースが7人増加して2.30倍、新潟高校理数科は変わらずに1.91倍でした。
新潟南高校普通科は23人減で1.26倍と人数を大きく減らしています。新潟高校普通科は9人減の1.07倍でこちらも数字は下がりました。
新潟江南高校は8人減の1.59倍です。
多少は下がりましたが、それでも例年を上回る高倍率と言えるでしょう。
市立万代高校は英語理数科が2人増の1.63倍、普通科が1人増の1.45倍と一次倍率からさらに微増しました。
新潟商業高校が総合ビジネス科は10人減の1.38倍、情報処理科は増減なしの1.25倍、国際教養科は9人増で0.86倍となりました。同じ高校内での志願変更が多く出ているように見えます。
一次倍率が例年より低かった新潟西高校は13人増の1.06倍となりました。例年並みか、少し低いところで落ち着いた印象です。
巻高校は9人増の1.00倍、新津高校は2人増の1.05倍となっています。
全体として均されてはいるものの、印象としてはやはり高倍率の厳しい戦いに挑む生徒が多くなりそうです。
第二志望学科を選べる高校の倍率について
新潟高校のように、理数科があり第二志望で普通科を志願できる学校は倍率の見方に注意が必要です。
普通科を第一志望とした志願人数に加え、理数科で不合格になった人も普通科で合格する可能性があるからです。
それを加味すると、より実質的な倍率は次の式で計算できます。
倍率=(普通科志願者数+(理数科志願者数ー理数科募集人数))÷普通科募集人数
これを計算すると下のようになります。
新潟高校普通科 (300+(153ー80))÷280=1.33倍(-0.03)
新潟南高校普通科 (404+(92ー40))÷320=1.43倍(-0.05)
新潟中央高校普通科 (237+(90ー80))÷197=1.25倍(-0.02)
新潟市立万代高校普通科 (290+(65ー40))÷200=1.58倍(+0.02)
万代高校のみ一次発表から若干数字を上げてきています。新潟南高校は普通科の人数減は大きかったですが理数科の志願者が増えているので思ったよりも下がり幅は少ない印象になりました。
いずれにせよ、発表されている数字より高くなるので、志願している皆さんはより緊張感をもって勉強の最終仕上げに取り組みましょう。
おわりに
今回は新潟県公立高校入試倍率:新潟地区を見てきました。
受験生や保護者のみなさん、もちろん倍率の数字は気になると思います。
ですがこの数字についてできることはもう何もありません。
あとは当日に一点でも高い点数を取ることだけを考えて勉強するのみです。
万全の状態で当日のテストに臨めるよう応援しています。
残り期間での勉強内容や当日の心構えなど、まつがくの生徒、保護者の方はいつでも教室にご相談くださいね。
倍率に左右されない倍率を手に入れよう!
【こちらの記事もおすすめです】
〈2021年最終倍率〉新潟県公立高校入試志願倍率:県央地区【新潟県高校受験情報】
〈下越地区〉新潟県公立高校入試 志願倍率速報2021【新潟県高校受験情報】
高校入試日程と志願変更で後悔しないためのポイント【新潟県公立高校入試2021】
【受験の最新情報をチェックしよう!】