こんにちは。
超個別指導塾まつがくの円山です。
本日、公立高校入試の志願倍率が発表されました。
この記事では各高校の数値を確認するとともに、志願変更状況についてもお話していきます。
※新潟地区の倍率を確認したい方はこちら
〈最終倍率2021年:新潟地区〉公立高校入試志願倍率【新潟県高校受験情報】
目次
この記事は5分程度で読み終えることができます。
【新潟県公立高校入学者選抜試験 志願倍率(2021/2/26時点)】
データはこちら⇨最終倍率 県央
志願状況概要
一次倍率で高い数字が出ていた長岡大手高校は1.62倍となりました。
志願者数が25人減り、かなりの人数が他の高校へ志願変更しています。
その影響もあってか、長岡向陵高校は13人増で1.35倍と上昇しています。
長岡高校も19人減の1.14倍と大きく数字を落としています。
三条高校は9人減の1.19倍、三条東高校は8人減の1.25倍とこちらも志願者は減っています。
巻高校と新津高校は人数が増えていますが受験難度が変わるほどではありませんでした。
加茂高校は志願者が3人増えて1.00倍、三条商業高校は7人増えて0.99倍となっています。両校ともほぼ1倍となり、例年に比べて倍率は低いので志願者にはチャンスと言えるでしょう。
見附高校は0.93倍となりましたが、変わらず定員を満たしていない状況です。
加茂農林高校は5人増えて1.09倍となり、志願者は油断できない状況と言えます。
吉田高校は一次倍率が高かったところから、14人減って1.15倍になっています。やはり例年に比べるとかなりの高倍率と言えるでしょう。
全体としては例年以上に志願変更が活発に行われている印象を受けました。
また、この時点で志願者が定員より少ない高校は2次募集が行われることになります。私立のすべり止めを確保していない方はチェックしておきましょう。
※2次募集について詳しく知りたい方はこちら
新潟県公立高校2次募集とは?【新潟県高校入試2021】
注意が必要な高校の倍率について
長岡高校のように理数科があり、第二志望で普通科を志願できる学校は倍率の見方に注意が必要です。
普通科を第一志望とした志願人数に加え、理数科で不合格になった人も普通科で合格する可能性があるからです。
それを加味すると、より実質的な倍率は次の式で計算できます。
倍率=(普通科志願者数+(理数科志願者数ー理数科募集人数))÷普通科募集人数
これを計算すると下のようになります。※()内は一次発表との差
長岡高校普通科 (273+(85ー79))÷240=1.16倍(-0.08)
新潟高校普通科 (300+(153ー80))÷280=1.33倍(-0.03)
新潟南高校普通科 (404+(92ー40))÷320=1.43倍(-0.05)
発表されている数字より高くなるので、志願している皆さんはより緊張感をもって勉強の最終仕上げに取り組みましょう。
また、長岡大手高校は志願人数と受験人数に毎年約30人の差が出ます。
※詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください
2021年新潟県公立高校志願倍率速報:県央地区【新潟県高校受験情報】
それを踏まえて実質的な倍率を見積もると下のようになります。
長岡大手高校普通科
(志願者数312人ー30人)÷募集人数193人=1.46倍(-0.13)
おわりに
今回は新潟県公立高校入試倍率:県央地区を見てきました。
受験生や保護者のみなさん、もちろん倍率の数字は気になると思います。
ですがこの数字についてできることはもう何もありません。
あとは当日に一点でも高い点数を取ることだけを考えて勉強するのみです。
万全の状態で当日のテストに臨めるよう応援しています。
残り期間での勉強内容や当日の心構えなど、まつがくの生徒、保護者の方はいつでも教室にご相談くださいね。
倍率に左右されない圧倒的な学力を身に着けよう!
【こちらの記事もおすすめです】
〈最終倍率2021年:新潟地区〉公立高校入試志願倍率【新潟県高校受験情報】
2021年新潟県公立高校志願倍率速報:県央地区【新潟県高校受験情報】
〈下越地区〉新潟県公立高校入試 志願倍率速報2021【新潟県高校受験情報】
高校入試日程と志願変更で後悔しないためのポイント【新潟県公立高校入試2021】
【受験の最新情報をチェックしよう!】