【最終志願倍率発表 志願変更状況】
こんにちは。超個別指導塾まつがくです。
本日、公立高校入試の最終志願倍率が発表されました。
この記事では各高校の数値を確認するとともに、志願変更状況についてもお話していきます。
※新潟地区の倍率を確認したい方はこちら
〈最終倍率2022〉令和4年新潟県公立高校一般選抜:新潟地区【新潟県高校受験情報】
目次
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【新潟県公立高校入学者選抜試験 志願倍率(2022/2/25時点)】
データはこちら⇨最終倍率 県央地区
※高等学校入学者選抜に関する情報より抜粋
志願状況概要
一次倍率で高い数字が出ていた長岡大手高校は1.40倍となりました。志願者数が20人減り、今年もかなりの人数が他の高校へ志願変更しています。
また長岡高校普通科が18人減の1.24倍となっており、この2校から合計35人以上の生徒が他の学校へ志願変更で流れていることがわかります。
長岡地区は他の高校も軒並み一次倍率が高かったので、どこへ移動したのか注目されます。
長岡高校理数科は2人増の1.12倍で若干倍率が上がりましたが受験難度が変わるほどではありませんでした。
長岡向陵高校も4人増の1.32倍と増加しました。
長岡農業は2人減の1.19倍。長岡商業も2人減の1.15倍。長岡工業は12人減の1.27倍と志願人数が大きく減少した高校もありました。
三条地区では三条高校が2人減の1.10倍で落ち着きました。
三条東高校は一次倍率で定員割れの状態でしたが、志願者は17人増えて1.02倍になりました。1倍は超えましたが、例年に比べればかなり合格しやすくなっています。
巻高校3人減の1.10倍、新津高校13人減の1.20倍、巻総合高校17人減の1.16倍、加茂高校は13人減の1.06倍と、一次倍率の時点で昨年に比べ大きく倍率が上がった高校では、思った以上に志願者が減ったなという印象です。
吉田高校は10人増の1.06倍になり定員割れではなくなりました。
三条商業は4人増の0.80倍、県央工業8人増の0.87倍、加茂農林高校2人増の0.88倍、見附高校7人増の0.90倍、分水高校6人増の0.89倍、栃尾高校6人増の0.68倍。これらの高校は志願者が増えましたが定員割れの状況は変わりませんでした。
今年は例年以上に一次倍率での人気の偏りが大きく、その結果として志願変更が活発に行われている印象を受けました。
全体としてはどの高校もある程度で落ち着いたかな、という印象です。最終倍率を見てほっとした人も多いかもしれません。
ただし倍率がいくつであろうと油断は禁物です。受験において、最後の1週間の過ごし方は結果に大きく影響を与えます。最後の最後まで気持ちを切らさないようにしましょう。
また、この時点で志願者が定員より少ない高校は2次募集が行われることになります。もし私立のすべり止めを確保していない方がいれば、必ずチェックしておきましょう。
※2次募集について詳しく知りたい方はこちら
新潟県公立高校2次募集とは?
注意が必要な高校の倍率について
長岡高校のように理数科があり、第二志望で普通科を志願できる学校は倍率の見方に注意が必要です。
普通科を第一志望とした志願人数に加え、理数科で不合格になった人も普通科で合格する可能性があるからです。
それを加味すると、より実質的な倍率は次の式で計算できます。
倍率=(普通科志願者数+(理数科志願者数ー理数科募集人数))÷普通科募集人数
これを計算すると下のようになります。※()内は一次発表との差
長岡高校普通科 (299+(87ー77))÷240=1.29倍(-0.08)
新潟高校普通科 (274+(145ー80))÷280=1.21倍(ほぼ変化なし)
新潟南高校普通科 (415+(82ー40))÷320=1.43倍(-0.09)
発表されている数字より高くなるので、志願している皆さんはより緊張感をもって勉強の最終仕上げに取り組みましょう。
また、長岡大手高校は志願人数と受験人数に毎年約30人の差が出ます。
※詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください
〈高校受験2022〉志願倍率速報 新潟県公立高校:県央地区
それを踏まえて実質的な倍率を見積もると下のようになります。
長岡大手高校普通科
(志願者数325人ー30人)÷募集人数232人=1.27倍(-0.11)
おわりに
今回は新潟県公立高校入試倍率:県央地区を見てきました。
受験生や保護者のみなさん、もちろん倍率の数字は気になると思います。
ですがこの数字についてできることはもう何もありません。
あとは当日に一点でも高い点数を取ることだけを考えて勉強するのみです。
万全の状態で当日のテストに臨めるよう応援しています。
残り期間での勉強内容や当日の心構えなど、まつがくの生徒、保護者の方はいつでも教室にご相談くださいね。
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