【最終志願倍率発表 志願変更状況】
こんにちは。超個別指導塾まつがくです。
本日、公立高校入試の最終志願倍率が発表されました。
この記事では各高校の数値を確認するとともに、志願変更状況についてもお話していきます。
※新潟地区の倍率を確認したい方はこちら
〈最終倍率2023〉令和5年新潟県公立高校一般選抜:新潟地区【新潟県高校受験情報】
目次
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【新潟県公立高校入学者選抜試験 志願倍率(2022/3/1時点)】
データはこちら⇨最終倍率 県央地区
※高等学校入学者選抜に関する情報より抜粋
志願状況概要
長岡高校は理数科が5人増加の1.05倍、普通科が6人減少の1.03倍となりました。これは理数科が定員割れの状態だったたため普通科から理数科へ学科変更したものと思われます。おおむね想定通りの動きとみてよいでしょう。
一次倍率で高い数字が出ていた長岡大手高校普通科は19人減少の1.39倍となりました。今年もかなりの人数が他の高校へ志願変更しています。一方で家政科は増減なしの1.43倍で依然として高倍率でした。
また、長岡向陵高校も高倍率でしたが9人減の1.40倍と変化は大きくありませんでした。長岡商業高校も7人減の1.13倍にとどまりました。
変わって人数が増えたのは長岡工業高校で15人増加しましたが倍率は0.85倍と定員割れの状態です。長岡農業高校は2人増の1.01倍となりました。
三条地区では三条高校が9人減の1.10倍で落ち着きました。
また、高倍率だった加茂高校が15人減少して1.17倍となっています。
上下から志願者が流れ込み、三条東高校は志願者が13人増えて1.06倍になりました。
上記の三校は連動してそれなりにバランスが取れたような状態になっています。三条市を中心としたエリアではほかの高校は大きな変動はなく、安定した印象です。少し意外な点は、学級数が減少した三条商業高校は1.20倍の高倍率でしたが志願者数の増減はありませんでした。
巻高校、新津高校も大きな変化はありませんでした。
今年は大きな波乱はなく、例年からの想定の範囲内で倍率が出た印象です。やはり長岡エリアは人気の偏りがありますが、他はほぼ均一化して落ち着いたようです。
ただし倍率がいくつであろうと油断は禁物です。受験において、最後の1週間の過ごし方は結果に大きく影響を与えます。最後の最後まで気持ちを切らさないようにしましょう。
また、この時点で志願者が定員より少ない高校は2次募集が行われることになります。もし私立のすべり止めを確保していない方がいれば、必ずチェックしておきましょう。
※2次募集について詳しく知りたい方はこちら
新潟県公立高校2次募集とは?
注意が必要な高校の倍率について
長岡高校のように理数科があり、第二志望で普通科を志願できる学校は倍率の見方に注意が必要です。
普通科を第一志望とした志願人数に加え、理数科で不合格になった人も普通科で合格する可能性があるからです。
それを加味すると、より実質的な倍率は次の式で計算できます。
倍率=(普通科志願者数+(理数科志願者数ー理数科募集人数))÷普通科募集人数
これを計算すると下のようになります。※()内は一次発表との差
長岡高校普通科 (248+(81ー77))÷240=1.05倍(ほぼ変化なし)
新潟高校普通科 (340+(148ー80))÷280=1.46倍(-0.11)
新潟南高校普通科 (414+(69ー40))÷320=1.38倍(+0.03)
発表されている数字より高くなるので、志願している皆さんはより緊張感をもって勉強の最終仕上げに取り組みましょう。
また、長岡大手高校は志願人数と受験人数に毎年約30人の差が出ます。
※詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください
〈高校受験2023〉志願倍率速報 新潟県公立高校:県央地区
それを踏まえて実質的な倍率を見積もると下のようになります。
長岡大手高校普通科
(志願者数324人ー30人)÷募集人数233人=1.26倍(-0.08)
おわりに
今回は新潟県公立高校入試倍率:県央地区を見てきました。
受験生や保護者のみなさん、もちろん倍率の数字は気になると思います。
ですがこの数字についてできることはもう何もありません。
あとは当日に一点でも高い点数を取ることだけを考えて勉強するのみです。
万全の状態で当日のテストに臨めるよう応援しています。
残り期間での勉強内容や当日の心構えなど、まつがくの生徒、保護者の方はいつでも教室にご相談くださいね。
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