こんにちは。超個別指導塾まつがくです。
2月29日、公立高校入試の最終倍率が発表されました。
この記事では各高校の数値を確認するとともに、志願変更の傾向についてもお話していきます。
※県央地区の倍率を確認したい方はこちら
〈最終倍率2024〉令和6年新潟県公立高校一般選抜:県央地区【新潟県高校受験情報】
目次
この記事は5分程度で読み終えることができます。
【新潟県公立高校入学者選抜試験 志願倍率(2024/2/29時点)】
データはこちら⇨下越地区 新潟県高校入試倍率【2024】
※高等学校入学者選抜に関する情報より抜粋
志願状況概要
倍率が高い所から見ると、新潟高校理数科1.80倍(+1人)、市立万代高校理数科1.62倍(+1人)、新潟商業高校総合ビジネス科1.53倍(ー30人)となりました。
高倍率の2校は、一次倍率が例年に比べると低かったこともあり、微増という結果になりました。
新潟高校普通科は1.09倍(ー15人)と、昨年の1.21倍よりもかなり低い数値で落ち着きました。新潟南高校は普通科1.20倍(+4人)、理数コース1.25倍(+3人)、新潟江南高校も1.20倍(ー13人)と、上位校は昨年より低い倍率になっています。
一時倍率からの変化が大きかった学校は、新潟向陽高校1.44倍(ー40人)、新潟商業高校総合ビジネス科1.45倍(ー30人)、新津南高校0.82倍(+29人)などがあげられます。
新潟向陽高校が異例の高倍率だったため、新津南高校への志願変更が多く出たようです。
新潟商業高校は情報処理科1.16倍(ー3人)、国際教養科0.93倍(+10人)となりました。総合ビジネス科と情報処理科から一定数は国際教養科に志望学科を変更したと推察できますが、多数は他の高校への志願変更したようです。
志願変更で志願者が大きく減った高校が複数ある中で、志願者が増加した学校は新潟西高校1.12倍(+9人)、新潟北高校1.30倍(+8人)、新潟中央高校学究コース1.08倍(+7人)、市立万代高校普通科1.03倍(+7人)などでした。他にも巻・新津・新発田のエリアでも7~9人増の高校が多くありました。
全体として、昨年に続き今年も志願変更が活発に行われ、最終的に倍率の偏りは少なく落ち着いたように感じられます。
昨年との違いは、上位校が高倍率だった昨年に対して、今年は中下位層の高校でも倍率が非常に高い学校がある点が挙げられます。
例年であれば合格基準を満たしている生徒でも、入試難度が上がって合格まで手が届かないこと予想されます。
1.1倍を超える高校を受験する人は、例年以上に最後まで油断せずやり切ることが重要になるでしょう。
第二志望学科を選べる高校の倍率について
新潟高校のように、理数科があり第二志望で普通科を志願できる学校は倍率の見方に注意が必要です。
普通科を第一志望とした志願人数に加え、理数科で不合格になった人も普通科で合格する可能性があるからです。
それを加味すると、より実質的な倍率は次の式で計算できます。
倍率=(普通科志願者数+(理数科志願者数ー理数科募集人数))÷普通科募集人数
これを計算すると下のようになります。
新潟高校普通科 (307+(144ー80))÷280=1.33倍(-0.05)
新潟南高校普通科 (384+(50ー40))÷320=1.23倍(+0.02)
新潟市立万代高校普通科 (206+(65ー40))÷200=1.16倍(+0.04)
発表されている数字より高くなるので、志願している皆さんはより緊張感をもって勉強の最終仕上げに取り組みましょう。
おわりに
今回は新潟県公立高校入試倍率:新潟地区を見てきました。
受験生や保護者のみなさん、もちろん倍率の数字は気になると思います。
ですがこの数字についてできることはもう何もありません。
あとは当日に一点でも高い点数を取ることだけを考えて勉強するのみです。
万全の状態で当日のテストに臨めるよう応援しています。
残り期間での勉強内容や当日の心構えなど、まつがくの生徒、保護者の方はいつでも教室にご相談くださいね。
【こちらの記事もおすすめです】
※県央地区の最終倍率はこちらです※
〈最終倍率2024〉令和6年新潟県公立高校一般選抜:県央地区【新潟県高校受験情報】
※今年の倍率速報はこちらの記事です※
〈倍率速報2024〉新潟県公立高校一般選抜:新潟地区【新潟県高校受験情報】
〈倍率速報2024〉新潟県公立高校一般選抜:県央地区【新潟県高校受験情報】
高校入試日程と志願変更で後悔しないためのポイント【新潟県公立高校入試2021】
【受験の最新情報をチェックしよう!】