こんんちは!個別指導塾まつがくの阿由葉(あゆは)です。
前回は長野県北信地区の出願傾向を確認しました。
前回はこちらhttps://www.matsugaku.co.jp/%e5%8f%97%e9%a8%93%e6%83%85%e5%a0%b1/3970/
今回は東信地区について解説します。
旧5区
上小地区を中心とする旧5区では、毎年多くの不合格者が出ます。
上田染谷丘、上田東はここ数年で募集人数(1枠40人)の増減を繰り返しており、毎年倍率が読みにくい状況となっています。
2019年度は両校とも募集人数は変わりませんでしたが、上田染谷丘で約50名(倍率1.20倍)、上田東で約20名(倍率1.06倍)が不合格となっています。
上田高校の倍率は前年の1.16倍より下がり1.08倍でしたが、毎年安定した人気であることには変わりありません。
地域のトップ校よりもいわゆる2番手校の倍率が高くなる傾向は全県共通の現象です。
また、丸子修学館が毎年1倍を超えています。
これには上田市内の平均点以下層の受け皿として機能している側面があると推測されます。
旧6区
佐久市を中心とする旧6区です。
ここ数年他学区や他県への受験生流出が見られ、2019年度は野沢北普通科、岩村田を含む多くの高校や学科で1倍を切りました。
上田市方面への流出に加え、2019年度に関しては佐久地域全体の学力レベルが例年より今ひとつ振るわなかったのではないかと推察されます。
全県的に見ても普通科の人気は高いため、2020年度入試では揺り戻しに注意が必要になるでしょう。
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