こんにちは!
超個別指導塾まつがくの阿由葉(あゆは)です。
この記事はこのような方に役に立ちます。
・公立高校を第一志望としている方
・私立高校の併願を検討している方
・私立高校併願のメリット、デメリットを知りたい方
私立高校を併願するメリット
①安心感が得られる
「万が一後期選抜で不合格になっても行く高校がある」という事実は安心感に繋がります。
余計なことを考えず、第一志望へ向けて勉強に集中できます。
また、中学校の進路指導の基準は「浪人を出さない」ことですので、併願をしない生徒に対してはどうしても慎重になります。(良し悪しではなく、立場による判断基準の違いです。)
そのため、より安全圏の高校への志望変更(ランク下げ)を勧めたくなるのが人情なのですが、これも併願をすることで避けられます。
併願は、志望校合格へ向けて一緒に頑張ってくれる学校の先生にとっても「安心感」に繋がるという事ですね。
②試験慣れ、本番慣れができる
試験への取り組み方はもちろん、受験会場の雰囲気に慣れることができます。
本番前に同様の環境を体験できるのは大きいです。
私立高校を併願するデメリット
①お金がかかる
実際に入学する場合はもちろん、そうでない場合も受験料(2万円前後)や入学金(12万円前後)が掛かります。
【参考】2020年4月より私立高校の授業料が実質無償になりました。適用条件等はこちらをご参照ください。
②労力が増える
私立高校は入試問題が異なりますので、学校別の対策が必要です。
学校によっては面接の練習も必要になります。
そして、当たり前ですが不合格になる可能性もありますので、それも踏まえて準備をしなければなりません。
③(お子さんのタイプによっては)緊張感がなくなる
お子さんのタイプによっては併願校へ合格する事で緊張感が切れ、本番へのモチベーションが下がってしまうことがあります。
私立高校併願に関する所見
最近は長野県でも私立併願が珍しくなくなってきました。
個人的にはいわゆる「進学校」を受験するお子さんには基本的に併願を勧めています。
現時点で具体的な受験校が決まっていない場合は尚更です。
そういったタイプのお子さんは、併願をしなかったことで徐々に後期選抜へのプレッシャーが高まり、最終的に元々の第一志望校を諦めてしまうケースがあるためです。
受験料や入学金は結構な出費ですが、お子さんの将来を左右する事を考えると「必要経費(保険)」とも捉えられます。
いずれにしても受験の選択肢が広がるのは間違いありませんので、もし事情が許すのであれば検討してみてはいかがでしょうか。
まつがくでは随時進路相談を受け付けております。
どうぞお気軽にご相談下さい。
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