こんにちは、個別指導塾まつがく 女池教室の円山です。
夏至も近づき、ずいぶん日が長くなっていますね。
夕方7時を過ぎてもまだまだ外は明るく感じられます。
写真は女池教室から見た夕焼けです。
私は新潟生まれの新潟育ち(大学は宮城ですが)なので、夕日を見ると高校の帰り道を思い出します。
高校へは自転車で、毎日のようにやすらぎ堤(信濃川下流の土手)を通って通学していました。
湿った潮風、春に満開の桜、夏の夕立。
印象的なものはいくつもありますが、自転車を走らせていて一番気分が良かったのは夕焼けの時間帯です。
背中から夕日を受けて進むと眼前に広がるうろこ雲の一枚一枚が紅に輝いて、自分に向かって迫ってくるような、自分を中心に広がっていくような不思議な開放感を感じたものです。
生徒と話をしていて夕日の話になると、よくする話があります。
大学時代、同じ高校から一緒に仙台に行った友達がいました。
入学してしばらくたった5月のある日、彼からメールが来ました。
「夕日を見に海に行ってくる。」
ホームシックにでもなったのでしょうか。仙台市の中心は海から20kmほど離れているので、自転車だとだいたい片道で2時間かかります。
彼は午後3時過ぎに出発し、暗くなる前に海についたそうです。そして海を見て待っていました。
周辺が薄暗くなってきて、いよいよだと思いながら海を見ていました。
そして、彼は衝撃を受けたのです。
…皆さんおわかりでしょうか?
そうです。
仙台市は太平洋側にあります。
「夕日は海に沈まない」のです。
彼は振り返って山にかかった夕日を見て衝撃を受け、ヤケになったのか翌日に朝日の写真を送ってきました。
一言添えておくと、彼はもちろん知識がなかったわけではありません。ただその時には思い至らなかったのです。
当たり前だと思っていたものが、全く当たり前ではないこともある。
知識として知っていても、実際に体験すると想像以上に衝撃を受けることがある。
そんな思いを込めつつ生徒たちの反応を楽しんでいます。
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