第一学院高等学校インタビュー【長野県高校受験】

第一学院高等学校インタビュー【長野県高校受験】

みなさんこんにちは!

まつがくでは生徒の皆さんへの進路指導のために随時学校の先生にお話を伺っています。

今回は長野県長野市の第一学院高等学校長野キャンパス(以下「第一学院高校」)へお伺いしてきましたので、その内容をご報告します。

 

日にち:2019年12月4日(水)

お話をしてくださった方:第一学院高校長野キャンパス長 中澤明子先生

第一学院高校中澤先生

インタビュアー:松本・會津・滝澤

 

Q:第一学院高校はどのような学校ですか。

A:第一学院高校は通信制高校で、本校は茨城県にあります。

年4日のスクーリング、課題レポート、単位認定試験に合格すれば高校卒業の学歴が得られます。

全日制の高校から転校した場合も、以前の高校で取得済みの単位はそのまま引き継げます。

ほとんどの生徒は3年間で卒業します。

スポーツ選手や芸能人など、全日制高校に通うのが難しい生徒にとっての選択肢にもなっています。

 

 

Q:現在の生徒数はどのくらいになりますか。

A:長野キャンパスは約260名です。※2019年12月現在

先月も10名ほどの転校生が入学しました。

今年度(2020年3月)の卒業生は約90名の予定です。

年々生徒数は増えていますので、このペースだと来年(2020年)の在籍生徒数は300名近くになりそうです。

 

Q:中学校卒業後、そのまま入学する生徒はどのくらいいますか。

A:毎年約50名です。

他の高校から転校してくる生徒と同じくらいです。

 

Q:中学校卒業後直接入学する生徒と他校から転校してくる生徒では何か違いはありますか。

A:特にありません。

強いて言えば転校した場合は就職の際の履歴書に高校名を2つ書く必要があることくらいです。

 

Q:どの高校からの転校が多いですか。

A:全ての高校から来ています。

最近は高校の先生が生徒を直接連れてきてくださることも多くなりました。

第一学院高校教室風景

 

 

Q:全日制高校との違いは何でしょうか。

A:一番の違いは「クラス単位かそうでないか」です。

全日制の授業はクラス単位で、進度も全体で統一です。

仮に自分には合わなかった場合もクラスを移ることはできません。

第一学院高校ではクラス単位ではなく、全て生徒自身の進度に沿って進めることができます。

 

職業体験や検定試験へのサポートもかなり充実しています。

学校側から提案はしますが、生徒自身が将来自分で選択、決定、行動が出来るように、主体性を尊重した声掛けをするよう心がけています。

 

また、「夢授業」や「ジョブシャドウィング」といった授業でさまざまな経験ができるのも大きな魅力です。

裁判所や動物園などへ職場体験に行ったり、学校に色々な方が講演に来てくださったり、他の高校では味わえない授業がたくさんあります。

 

ボランティア活動にも力を入れています。

生徒との距離が近く、卒業後も遊びに来てくれることが多いです。

 

Q:卒業後の進路はどのようになっていますか。

A:全体の4割は大学進学です。

東京や関西、県内の大学では長野大学や佐久大学、清泉看護学部などに進学しています。

また、専門学校へも進学しています。

就職は1割くらい。

就職希望者の就職率は100%です。

 

先ほどお話ししたボランティアや体験授業については大学入試のポートフォリオにも書けるので、AO入試や自己推薦入試の際にとても有利になります。

標準コース、特別進学コース、総合コース、通信コースなどさまざまなコースがあるので、どのような進路希望にも対応可能です。

コース選択は生徒本人の希望が100%通ります。

 

また、2020年3月に開講予定の「高大一貫コース」では高校在学中から新潟産業大学の講義を受講でき、スムーズな大学進学へのサポートが受けられます。

このように、進路実現に向けてのサポートには自信があります。

第一学園高校教室掲示物

 

 

Q:大学進学を希望する生徒にはどのような指導を行っていますか。

A:市進予備校のウィングネットを使用しています。

開校中は自由開放しており、使い放題です。

また当校独自の受験講座も開講しています。

第一学院高校では生徒が将来自立して生活できるようになることを第一に考え、勉強も自学を大切にしています。

「勉強を教える」のではなくて、「勉強のやり方を教える」ということですね。

過去には掛け算の九九から不安がある生徒もいました。

最初は付きっきりで教えましたが、ある程度できるようになってからは「答え」ではなく、「やり方」を教えるようにしました。

 

Q:校則はありますか。

A:お酒やタバコなどの法律違反、いじめや暴力はもちろんだめですが、それ以外の規則は特にありません。

生徒の将来につながるものは原則O.Kとしていますので、ゲームの持ち込みや、髪を染めたりネイルをしたり(美容師やネイリスト希望の生徒がいるので)もO.Kです。

3年生になると黒髪になる子も多いですけどね。

アルバイトも社会勉強になるのでO.Kです。

運転免許も資格として履歴書に書けるのでむしろ大賛成です。

制服は一応ありますが、着用は強制ではありません。ほとんどの生徒は私服ですね。

 

Q:不登校経験のある生徒は多いですか。

A:多いです。

コミュニケーションが苦手な生徒が多いので、体験初日や諸々のイベントの際は、ピアサポーター(※1)がサポートします。

ピアサポーターにとってもいい勉強になりますよ。

※1:ピアサポートとは一般に「同じような立場の人によるサポート」のこと。

 

また、校舎に入るとすぐに職員室があるのですが、壁はなく、入って来る生徒の様子を職員全員が見ることができるようになっています。

アットホームな雰囲気で生徒に安心感を持ってもらうのと同時に、生徒の様子に目が行き届くようにしています。

 

通信制ですので、登校スタイルは例えば教室に来るのは午前だけ、午後だけ、週2日だけ、というような形がとれます。

 

Q:費用は年間でどのくらいになりますか。

A:コースによります。

費用はそれなりに掛かりますが、生徒一人一人へのサポートの手厚さはそれ以上であると自負しています。

実際に授業を見ていただければおわかりいただけると思います。

 

【まとめ】
“「楽しい学校生活を送りたい。」「今の自分を変えたい。」「夢と学業を両立させたい。」

第一学院高校は、一人ひとりの願いを叶えるための学校です。

もし今、学校生活や将来に悩んでいるのなら…第一学院高校に相談に来ませんか?

未来ある皆さんが、明るく広い世界に向かっているお手伝いができれば幸いです。“

 

公式サイトにある中澤先生のお言葉の通りの学校だと感じました。

公式サイトに載っている生徒たちのたくさんの笑顔が何よりの証拠ですね。

 

中澤先生、お忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました!

第一学園高校インタビュー風景
第一学院高等学校長野キャンパス公式サイトhttps://www.daiichigakuin.ed.jp/campus/nagano/

 

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