こんにちは!
超個別指導塾まつがく上里教室の松尾です。
さて、本日(2021年2月15日)と明日の2日間は県内各高校の願書提出期間となっています。
今年度は新型コロナウイルスの影響もあり、例年のように受験生本人が志望校へ出向き出願をするのではなく、各中学校で取りまとめての出願となっています。
ここでは本日18時時点での県北エリア志願状況を分析します。
志願状況(普通科)
高校名:募集人員/志願者数/倍率(昨年度の倍率)/増減
熊谷:318/317/0.99(1.08)/−0.09
熊谷女子:318/359/1.13(1.18)/−0.05
熊谷西(普通):238/270/1.13(1.26)/−0.13 ※募集人員40人減
熊谷西(理数):40/41/1.03(1.13)/−0.10
児玉(普通):39/29/0.74(0.66)/+0.08 ※募集人員40人減
児玉(体育):40/18/0.45(0.53)/−0.08
深谷:198/216/1.09(1.01)/+0.08
深谷第一:278/312/1.12(1.15)/−0.03
本庄:318/405/1.27(1.15)/+0.12
妻沼:119/87/0.73(0.72)/+0.01 ※募集人員40人減
寄居城北(総合):198/191/0.96(0.97)/−0.01
志願状況考察(普通科)
本庄高校がかなりの高倍率になりました。
12月の志望校調査の数字からある程度の高倍率は予想されましたが、思っていたよりも私立高校単願への切り替えが少なかった印象です。
12月の志望校調査では定員割れだった熊谷女子高校は、例年通りの数字になりました。
熊谷高校は定員割れとなっていますが、志願変更期間である程度生徒が動くことが予想されます。
熊谷西高校・本庄高校・深谷第一高校は、今年も人気が高くなっています。
後に考察しますが、専門科高校の志願者が少ない印象のため、志願先変更を検討する方も増えて来るのではないでしょうか。
普通科からの志願変更はリスクも伴いますので、お家の方だけでなく、学校の先生や塾の先生ともしっかりと話し合って、後悔のない選択をしていただければと思います。
志願状況(専門学科)
高校名:募集人員/志願者数/倍率(昨年度の倍率)/増減
熊谷農業(食科):40/38/0.95(1.05)/−0.10
熊谷農業(生工):79/79/1.00(1.09)/−0.09
熊谷農業(生活):40/43/1.08(0.89)/+0.19 ※募集人員40人減
熊谷農業(生技):80/80/1.00(0.97)/+0.03
※熊谷農業(全科合計):239/240/1.01(0.99)/+0.02 ※第2希望可能なため参考値として
児玉白楊(生資):39/39/1.00(0.85)/+0.15
児玉白楊(環デ):40/29/0.73(1.00)/−0.27
児玉白楊(機械):40/33/0.83(0.45)/+0.38
児玉白楊(電機):40/25/0.63(0.88)/−0.25
※児玉白楊(全科合計):159/126/0.79(0.79)/±0.00 ※第2希望可能なため参考値として
熊谷工業(電気):40/36/0.90(0.98)/−0.08
熊谷工業(建築):40/44/1.10(1.15)/−0.05
熊谷工業(土木):40/39/0.98(0.95)/+0.03
熊谷工業(機械):79/60/0.76(0.84)/−0.08
熊谷工業(情技):40/41/1.03(1.13)/−0.10
※熊谷工業(全科合計):239/220/0.92(0.98)/−0.06 ※第2希望可能なため参考値として
熊谷商業(総ビ):199/176/0.88(0.98)/−0.10
深谷商業(商業):158/159/1.01(1.18)/−0.17
深谷商業(会計):40/34/0.85(1.13)/−0.28
深谷商業(情処):80/75/0.94(1.15)/−0.21
※深谷商業(全科合計):278/268/0.96(1.16)/−0.20 ※第2希望可能なため参考値として
志願状況考察(専門学科)
普通科に比べると、志願者が減った高校が目立ちます。
特に昨年志願者数を増やした深谷商業が全科合計で定員割れになっている点は注目です。
本庄高校・深谷第一高校が高倍率となっているため、そこからの志願変更者がどの程度いるかが気になるところです。
大学進学を意識した普通科志向が高まっているのかもしれませんが、現時点でやりたいことがはっきりしている受験生にとっては、専門学科から大学へ進学という選択肢も今後有効になっていくかもしれません。
最後に
以上が本日時点での速報値と簡単な考察です。
例年と出願方法が異なるため、明日の数字を入れても大きくは変動しないものと思われます。
普通科を目指す受験生にとってはなかなか大変な状況かもしれません。
本番まで残りわずかですが、受験生の皆さんと共に精一杯合格を目指していきます。
中学2年生以下の皆さんも、来年の参考にしていただければ嬉しいです。
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