【最終志願倍率発表 志願変更状況】
こんにちは。超個別指導塾まつがくです。
2月29日、公立高校入試の最終志願倍率が発表されました。
この記事では各高校の数値を確認するとともに、志願変更状況についてもお話していきます。
※新潟地区の倍率を確認したい方はこちら
〈最終倍率2024〉令和６年新潟県公立高校一般選抜：新潟地区【新潟県高校受験情報】
目次
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【新潟県公立高校入学者選抜試験 志願倍率（2024/2/29時点）】
データはこちら⇨県央地区 新潟県高校入試倍率【2024】
※高等学校入学者選抜に関する情報より抜粋
志願状況概要
長岡高校は理数科1.05倍（＋2人）、普通科1.18倍（ー22人）となりました。普通科の22人減は、今年の県央エリアでは一番大きな人数変化でした。高倍率とはいえ、想定以上に減った印象があります。
一次倍率で高い数字が出ていた長岡向陵高校は1.48倍（ー13人）となりました。こちらは思ったよりも減らなかった印象です。
対して長岡大手高校は普通科1.19倍（＋8人）、家政科1.05倍（変化なし）と、大きな動きは見られませんでした。
長岡エリアでは他に、長岡工業高校が1.15倍（ー19人）と志願者数を大きく減らしています。代わって長岡農業高校1.10倍（＋5人）、長岡商業高校0.87倍（＋5人）は人数を増やしています。
三条エリアで高倍率だった高校は、加茂高校普通科1.41倍（ー11人）、三条高校は1.21倍（ー10人）となりました。志願者数は減りましたが、思ったよりも動きが少ない印象です。
三条東高校は1.14倍（＋8人）となっており、三条高校からの志願変更が推察されます。
他には加茂農林高校1.08倍（＋6人）、県央工業高校0.70倍（＋6人）、三条商業高校0.99倍（＋5人）と、それぞれ志願者数を増やしています。
加えて見附高校0.73倍（＋11人）も志願者数を増やしていました。
今年は上位校だけでなく中堅校でも倍率に偏りがある結果になりました。一方で数値上は、高倍率の学校でも志願変更の動きが弱いように見えます。
こうした動きがある場合、合格基準は例年よりも高くなる傾向があります。高倍率の学校はもちろん、1.1倍を超える高校を受験する人は、例年以上に最後まで油断せずやり切ることが重要になるでしょう。
また、この時点で志願者が定員より少ない高校は２次募集が行われることになります。もし私立のすべり止めを確保していない方がいれば、必ずチェックしておきましょう。
※２次募集について詳しく知りたい方はこちら
新潟県公立高校２次募集とは？
注意が必要な高校の倍率について
長岡高校のように理数科があり、第二志望で普通科を志願できる学校は倍率の見方に注意が必要です。
普通科を第一志望とした志願人数に加え、理数科で不合格になった人も普通科で合格する可能性があるからです。
それを加味すると、より実質的な倍率は次の式で計算できます。
倍率＝（普通科志願者数＋（理数科志願者数ー理数科募集人数））÷普通科募集人数
これを計算すると下のようになります。※（）内は一次発表との差
長岡高校普通科 （285＋（85ー78））÷240＝1.22倍（-0.08）
新潟高校普通科 （307＋（144ー80））÷280＝1.33倍（-0.05）
新潟南高校普通科 （384＋（50ー40））÷320＝1.23倍（+0.02）
発表されている数字より高くなるので、志願している皆さんはより緊張感をもって勉強の最終仕上げに取り組みましょう。
また、長岡大手高校は志願人数と受験人数に毎年約30人の差が出ます。
※詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください
〈高校受験2024〉志願倍率速報 新潟県公立高校：県央地区
今年は例年よりも倍率が高くないですが、それでも20人程度の差が出ると考えて実質的な倍率を見積もると下のようになります。
長岡大手高校普通科
（志願者数279人ー20人）÷募集人数233人＝1.11倍
おわりに
今回は新潟県公立高校入試倍率：県央地区を見てきました。
受験生や保護者のみなさん、もちろん倍率の数字は気になると思います。
ですがこの数字についてできることはもう何もありません。
あとは当日に一点でも高い点数を取ることだけを考えて勉強するのみです。
万全の状態で当日のテストに臨めるよう応援しています。
残り期間での勉強内容や当日の心構えなど、まつがくの生徒、保護者の方はいつでも教室にご相談くださいね。
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※今年の倍率速報はこちらの記事です※
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