こんにちは、はじめまして。
まつがく新潟 女池教室の円山です。
こんな場所で文章を書くというのは初めてなので、少し気恥ずかしいですね。
でも皆さん見ていただいてありがとうございます。とてもうれしいです。
さて、今日はこの春にやってきた小さな隣人の話をしたいと思います。
ゴールデンウイーク明けごろに気がついたのですが…まつがく新潟の窓の外、すぐ目の前にあるビルの壁に鳥の巣ができて、子育てを始めたのです!
このページの写真の鳥なのですが、皆さん何の鳥か分かりますか?
名前はムクドリ。漢字では椋鳥と書きます。英語ではWhite-cheeked Starling(頬が白いムクドリ科の鳥)。
とてもありふれた鳥で、日本では全国どこでも見ることができます。
上の写真はつがい形成期で、左が雄、右が雌だそうです。
数もたくさんいて街中でも公園などでよく見かけますね。
画像はhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%AAより頂きました。
黒い体で、目のまわりは白くなっています。足とくちばしが鮮やかなオレンジ色なのがチャームポイントですが、残念ながら地味な見た目…(ムクドリ大好きな人がいたらごめんなさい!)
鳴き声はギャーギャーとかグェーグェーとかで、お世辞にもきれいとは言いにくい…(ごめんなさい!)
集団で行動する習慣があるので、地域によっては夕方になると黒い大群が生き物のようにうねりながら空を覆う光景が見られたりするようです。
近年では寝所の近くで鳴き声がうるさかったり、駅前で大量のフンが問題になったりと害鳥として扱われることも多いとか…。少し複雑な気分ですね。
そんなムクドリ一家ですが、子どもはみるみるうちに成長していって、最後には親よりも大きくなって旅立っていきました。
もしかしたらまた来年会えるでしょうか。
過ぎたばかりの春がもう待ち遠しいですね。
…と、いい感じに締めたつもりになってしまいましたが、塾のブログとして全然勉強に関係ないのもどうかなと思いました(・_・;)
ということで、鳥つながりで豆知識を一つ。
世界的に決められている野生生物保護の約束として、テストに出やすいものが2つあります。
ひとつはワシントン条約。絶滅が心配される動植物の輸出・輸入を制限するルールです。
もうひとつがラムサール条約。渡り鳥が飛来する湿地の環境を保護するルールです。
日本でラムサール条約に登録されている50ヶ所のうち、佐潟・瓢湖・尾瀬の3ヶ所が新潟県にあります。(尾瀬は福島・群馬・新潟にまたがっています)
そのうちの佐潟・瓢湖はどちらも白鳥の飛来地として有名です。
ロシアなど、極寒の地から海を超えて飛んでくる白鳥たち。
そんな鳥たちが安心して冬を越せる自然環境を今後も守っていきたいですね。
女池教室の円山です。やる気・元気・がんばるぞ!