こんにちは。まつがくインター教室長の布垣です。
涼しい日々と曇り空が本格的な梅雨の到来を感じさせます。
この写真はちょうど3年前に撮ったものです。意外と晴れ間があったようです。
さて、もうすぐ中学・高校では期末テストなので、講師も生徒たちも大忙しです。
テストが終わった後も、講師はすぐに次のテストに向けて作戦を練ります。
そして生徒のテスト結果のパターンは、おおまかに以下の4つに分かれます。
①頑張ったので、点数が上がった
②頑張ったのに、点数が下がった
③頑張らなかったのに、点数が上がった
④頑張らなかったので、点数が下がった
ここでの「頑張る」とは、学習内容を暗記または習得し終えるまで何度も問題を解くことです。「自分なりに」や、ただ課題を「終わらせる」ことではありません。
①が理想パターンです。
生徒にも自信が付いているでしょう。
次からも油断せず、さらに上を目指してもらいます。
②の場合、必ずテスト解答用紙を持ってきてもらい、講師が分析し、注意点を生徒と共有することで次につなげます。
③は少し厄介です。本人は「やらなくても自分はできる」という勘違いをします。
2年生までは大丈夫かもしれませんが、受験生になると必ずつけが回ってきます。
そして最悪の場合、今まで「自分はできる」というプライドを持っていたばかりに努力して結果を出すことが怖くなり、虚勢を張りながら堕落していきます。
そうなる前にこちらから行動を起こします。
④は仕方がありません。
学校や塾で「これをやりこめば点数につながる」といって出されている課題を十分にせず、好きな部活動やゲームなどに時間を多く使っていると当然点数は下がります。
こういった場合、点数を上げるよりもまず勉強する姿勢を培うことが長期的に見れば最優先です。
そしてもちろん、時間がかかります。
しかしモチベーション作りをせずに無理やり「勉強しろ!できなかったら補習!」というやり方に走ると破滅します。
周囲の人々さえもみな不幸になります。
これらのパターンは極端ですが、だいたいの生徒はどれかに属します。
個々の状態に応じて常にベストな対応をできるよう粉骨砕身しております。