入学志願者予定数の正しい見方【長野県高校受験】

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こんにちは!

超個別指導塾まつがくの阿由葉(あゆは)です。

 

毎年10月末〜11月上旬に「入学志願者第一回予定数調査」の結果が発表されます。

 

毎年この時期になると「志望校の志願者数が多くて不安」という声を聞きます。

 

しかし、正しい情報の見方を知っていれば、必要以上に不安にならずにすみます。

 

そこで、ここでは佐久市内のいくつかの高校を例に、正しい見方を解説します。

 

 

ポイント① 予定数調査→最終的な志願者数の流れを見る

 

まずは下図をご覧ください。

長野県高校入試志願予定数調査資料

例えば岩村田高校では最終的に第一回調査から100名近く減っています。(理由は志願先変更、または併願私立校への合格に伴う県立校への志願取り下げ等)

 

反対に、野沢南高校の志望数は最初は定員より少なかったのがその後徐々に増え、最終的には定員を越えています。

 

これは2019年度に限ったことではなく、毎年同じような傾向が見られます。

 

 

ポイント② 年度ごとに比較する

 

さらに、年度ごとに比較することである程度の予測ができます。

長野県高校入試志願者数資料

例えば野沢南高校の2017年度から2019年度までのデータを見れば、「今年も最終的には定員プラス10名くらいになるかな。」と予測できます。

 

 

ポイント③ 前期選抜実施校は特に注意して見る

下記のような場合、一見すると「募集定員40名に対して志願予定者数が93名」いるように見えます。

しかし、この後期選抜の50名には前期選抜の43名も含まれてます。※一部例外を除く

 

そのため、実際に後期選抜を受けるのはここから前期選抜合格者を除いた人数、つまり50-20=30名という計算になります。

 

 

ポイント④ 私立高校志願者も含まれている

私立高校合格により県立高校受験を取り下げる生徒が一定数いますので、それも加味する必要があります。

 

まとめ

 

この他に、例えば募集定員の削減なども関係しますので、完全に予測する事はできません。

 

しかし、こういった情報を持っていることで

 

「今年は出願者が少なそうだから最後まで諦めずに頑張ろう」

「出願者が去年より増えそうだから併願先もしっかり考えなきゃ」

 

というように、余計な心配をせずに目の前の受験勉強に集中できます。

 

それが一番大切な事です。

 

 

長野県教育委員会のHPには過去数年分のデータが載っているので、そちらも参考にしてみてください。

 

まつがくでも随時進路相談を受け付けております。

 

もし不安なこと、気になることがあれば、どんなことでも結構です。

 

どうぞお気軽にご相談ください。

 

【参考】長野県教育員会HP

https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/koko/saiyo-nyuushi/shiken/ko/h32/h32nyusi.html

 

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